オートモアワイヤー設置の基本
オートモアの配線施工は、エリアの1か所に設置したチャージステーションから一筆書きにオートモアを稼働させたいエリアの外周を囲むように設置する「境界ワイヤー」と設置したチャージステーションに効率よく戻れるようにオートモアを誘導する「ガイドワイヤー」の2種類のワイヤーで施工します。「境界ワイヤー」は、必須ですが「ガイドワイヤー」は、必要に応じて施工します。(但しオートモア105のみガイドワイヤーは必須)
ガイドワイヤー、境界ワイヤーの施工方法として「ワイヤー埋設」と「ワイヤーペグ打ち」の2種類の施工方法があります。
ワイヤー埋設の長所と短所
長所
- ワイヤーを地下(地面から約5cm)に埋設しますので、見た目が綺麗です。ワイヤーが埋まっていることは、見た目では分かりません。
- 芝表面にワイヤーが出ていませんのでワイヤーを引っ掛けたり、刈払機等の草刈機を使用しても、ワイヤー切断されることは、ありません。
- 地面上にワイヤーが出ていないので太陽の紫外線によるダメージが、ほぼありません。
短所
- モグラやネズミ、ハクビシン等の動物に地下であっても、かじられて切断する場合があります。その場合、地下に埋設してあるワイヤーの切断場所を探すのが難しい。(注意1 弊社対応方法あり)
- 施工が難しい、広い芝地を人力で芝に切り込みを入れワイヤーを埋め込みするには、ペグ打ちと比べると何倍もの労力が掛かります。(注意2弊社対応方法あり)
ワイヤーペグ打ちの長所と短所
長所
- ワイヤーペグ打ちの場足、施工方法は簡単です。ワイヤーを地面に這わせ、ペグを打ち込みワイヤーを地面に止めていくだけです。間違ってもやり直しも簡単です。
短所
- ワイヤーが地面にペグで打たれている状態ですので、見た目が多少悪い(但しペグ打ちでも数週間後には、芝に埋まり目立たなくはなります。)
- 芝表面にワイヤーが出ていますのでワイヤーを引っ掛けたり、刈払機等の草刈作業でワイヤーを切断してしまう可能性がある。
- 地面上にワイヤーが出ているので、太陽の紫外線によるダメージがある。場所により数年でワイヤー表面が硬化し自然と切断される可能性がある。
弊社のワイヤー施工への取り組み
複雑なエリアの施工
オートモは複雑なエリアでも稼働は可能ですが、袋小路の狭いエリアや、障害物、狭い通路を通して他のエリアに移動させるには、ある程度の知識と経験が必要となります。弊社では、様々な施工実績と経験により、最適な施工方法をご提案できます。
施工保証
弊社で施工させていただいた、オートモアのエリアで、もし施工が原因でオートモアが上手く作動しないような場合は、何度でもエリアを調整させていただきます。弊社の経験上、理論的な施工ミスが無くてもオートモアはエラーで止まる事があります。100%エリア内を稼働する事を目指し、理論上の限界まで施工後でも、エリアを修正します。
施工後、保証期間は1年 外的要因(害獣、人為的な切断)は除外
オートモアワイヤー埋設機
埋設したワイヤーが切断した場合の弊社対応方法
埋設したワイヤーが何らかの理由で切断してしまった場合、無論、オートモアは稼働できなくなります。埋設してしまうと目視で切断箇所を発見する事は不可能になります。今までは切断部が発見できない場合、埋設工事のやり直しになってしまう事もあります。
弊社では、埋設ワイヤー切断時に切断部を発見できる特殊な探知機を保有しています。この探知機を使用する事で、容易に切断場所を発見する事が可能です。